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【昔ばなし】そりゃないぜ、幹事さん!

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むかしむかしのことである。
なぜ今になって思い出したのか(思い出してしまったのか)わからないが、自分の中でもやもやした気持ちが残っているので、ここに吐き出して成仏してもらおうと思う。

知人開催の飲み会

あれは15年近く前になる。知り合って間もない人が幹事となった飲み会に参加した。この飲み会は知人の友人のそのまた友人が集まったような飲み会だった。
その知人は顔が広かったので、集まった人数は男女あわせて40人くらいだっただろうか。男女比は2:3くらいだったと思う。
飲み会が始まる前に会費が徴収される。たしか男は7000円くらい払ったと思う。正直「高いな」と思った。社会人になりたてだったし、それほど多くのお金は持ち合わせていない。
しかし、まぁ女性を楽しませるためには仕方ないのだろうと納得はした。
飲み会に参加したメンバーの9割くらいは初対面だったと思う。今になって思えば、「よくそんな飲み会に参加したなw」という感じではあるが、社交的な方が多かったので飲み会中の話は楽しかった。
そのおかげか、あっという間に時間は過ぎていった。
そして、それは起きた。

幹事の衝撃発言

当初の予定では2時間と聞いていたのだが、気づけば3時間過ぎていたのである。
当時の記憶は曖昧なので、コースだったのかそうだったのかは覚えていない。しかし、1時間過ぎた分、好きなだけ飲み食いしていたことは確かだ。
その結果、当然店に支払う料金も高くなる。飲み会前に集めたお金では払いきれないことは明白だった。
俺は嫌な予感がし始めていたが、その上をいく言葉が幹事の口から解き放たれた。


「すみません。お金が足りなくなってしまったので、男性は5000円追加で徴収します。」


マジふざけんなwww


追加で5000円!合計で12000円!


こんな幹事は史上初だった。そしてそれから先も追加で料金を徴収するような幹事には出会ったことがありませんwww
幹事なら集めた料金内で何とかしたり、予算オーバーにならないようコース料理などでコントロールするのが当然だと思っている。
この当然のことができない幹事には心底がっかりしたものだ。

それから

今でも多少付き合いがある人だが、この人が幹事の飲み会には参加することは無くなった。